ほとけさまのぬりえ
このひろいせかいには、いろんなほとけさまがいるよ こころのおもむくまにぬりたくるといいよ!
ポストカード等で使ったイラストの原画です もしよかったら良い子の※仏育教材にお使いください 良い子かどうか自信が無くてもいいです
果たして自分が良い子かどうか・・そう自らを内省しようという心がけがあること自体できっと良い子なんですよ 多分
子ですらなくてもいいです 大人の暇つぶしにでもどうぞ
※仏育とは・・・幼い頃からホトケワールドに慣れ親しませ刷り込ませ、心穏やかな仏好きの人物を増加させ、平和な世の中を作り上げようという気宇壮大なプロジェクトです (ついでに大人になったらビーブッダの顧客になってくれたら嬉しい)
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菩薩さま (ぼさつさま)
ぼさつさまは、かんぜんなさとりをひらくまえのべんきょうちゅうのほとけだよ
べんきょうちゅうといっても、もうかなりレベルがたかいから、こまってるみんなをたすけることができるよ
いんどのおうじさまのかっこうをしていてきれいだよ
でも おんなのひとみたいにみえるよ
とくにそのこしつきはなんなんだろうっておもうよ うちにひめた、ぼせいがすがたにあらわれたのかな
みんなもがんばれば、にょらいはむりでもぼさつさまにはなれるよ
がんばってみたらいいさ
仏、と仏教世界の人?物はひとくくりに総称されていますが、厳密には 仏 とは、悟りを開いた如来のみのことをいいます 菩薩は悟りを開いて如来になる以前の修行者です
ですので、菩薩は、出家して釈迦如来になる以前の、王子時代の煌びやかな、長い髪を結い、装身具を身に着けた姿で現されています
そういうわけで、菩薩は、如来よりワンランク下の位置にありますが、身近で、母性的で優しげなイメージや、現世利益的な信仰の対象となっている為、はっきり言って 如来より人気があります
綺麗なほうがいいですしね
修行者といっても、そんじょそこらの修行者ではなく、将来如来になる事を運命付けられてる修行者だからスゴイのです(弥勒菩薩→弥勒如来)
あと 本当はもう如来になれるのですが、如来の手足となり、衆生を助けに行く為に、フットワークの軽い菩薩の身分にあえて自ら降格しているという
子粋な菩薩さまもおらっしゃります
、
(
釈迦三尊の文殊菩薩と普賢菩薩とか)
あと 人間は頑張ったら、菩薩 までなら成れるようです (行基菩薩 など高僧がなってます)
ファイト!
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お地蔵様(おじぞうさま)
おじぞうさまはこどもをまもってくれるやさしいおにいさんです どうせなら、かっこいいほうがいいよね?
みんながいきているこのせかいや しんだあとのじごくのせかいや どうぶつのせかいなど 6つのせかいで、レスキューするしごとをしているから
そうとういそがしいとおもうよ ゆうきゅうもいくきゅうもないのにふへいふまんもいわないよ おつかれさまのきもちでてをあわせてみてもいいんじゃないかな?
菩薩の一尊で、一般的に子供の守り神とされています
釈迦の入滅から、56億七千万年後の弥勒仏の出現まで、仏が不在のこの時期(まさにいま、現世です)
六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救うことを任じられた菩薩さまです。
一般的に剃髪した僧侶の格好をしてますが密教の曼荼羅などでは他の菩薩と同じく髻を結い、装身具を身に纏った姿で描かれています
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邪鬼(じゃき)
じゃきは、ほとけさまのゆうことをきかないわるいこなので、ほとけさまをまもるかみさまの、してんのうさまにおもいっきりこらしめられてるよ でも、なんとなく、まんざらでもなさそうなふんいきをかもしだしているよ こころのせかいはなんともふくざつかいきだね
四天王に踏みしだかれている鬼です 仏法を犯す邪神として懲らしめられているのです
そんな子なので踏まれても、いたしかたないのですが・・実際に四天王像の足元の彼等を見てみると、(なにもそんな角度から踏まなくたって!!)(筋が違っちゃてるよ!)とか、かなりムチャな事されてて、しかも大抵腰巻一つのあられもない姿で・・身体を張ってるお笑い芸人のように健気で哀れです、面白いけど。しかし、中にはムチャされながらも、なんか嬉しそうな、まんざらでもなさそうな奴もいまして これは一体どういうことなのか、古の仏師に説いただしてみたいところでもあります
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緑ターラー
たーらさまはぼさつさまでもすくえないようなしょうもないにんげんをたすけてくれる、とてもやさしいめがみさまだよ
チベットやインドのみんなはターラさまをねっしんにしんこうしたよ
ターラーとはインドやチベットで信仰されている
観音菩薩の瞳からはなたれた光明より生じた、観音の救いから漏れた
衆生を救済する女神
緑ターラと白ターラがいらっしゃり
緑が金運財運 厄除け、関連の現世的な利益
白が延命長寿、無病息災関係
チベットの強烈な印象の神仏の中で
春の陽だまりのように穏やかで美しくオアシスのようです、たとえ利益が無くとも、すがりつきたくなるような優しい女神さまです
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ミラレパ
チベットのヨガのたつじんだよ
からだがありえないくらいやわらかいよ
はっぱしかたべなくて、ひょろひょろだけどいたってけんこうたいのようだよ
でもみんなはまねしないでね ちゃんとたべよう
チベットで一番有名なヨーガの達人で詩聖とたたえられております
(1040〜1123)と書いてありましたので実在の人物のようです
イラクサの葉っぱだけを食していたので体が緑色になったそうです
・・・実在の人物なんです ね
そんなミラレパさんですが 少年時代は
財産を騙し取った叔父に復讐するため
黒魔術の修行に余念がなかったとか・・中二・・
若い時はいろいろあるものです
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ヴィルーパ
いんどのえらいひとだよ
かわをぎゃくりゅうさせちゃうようなすごいちょうのうりょくをもっていたよ
えらいひとだけど
むせんいんしょくしていたのはよくないねはたらかざるものくうべからずだよ
この方 9世紀ごろのインドの悟りを開いた有名な行者さんです
神通力でガンジス川を逆流させたり(かなり凄いけど・・皆に迷惑かかったと思いますよ)
太陽を担保に酒場で飲食したり(ちょ!みんなのモノを何勝手に!!)
・・・という 豪快な逸話をもたれる行者さんです
凄い行者さんのようですが・・人としてどうかと
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ダーキニー
おとなのせかいのかみさまだよ
しんこうするのにかくごがいるよ
みかたにつけたらむてきになれるけど
おこらせちゃったら、ほねまでボリボリたべられてしまうよ
こわいおんなはかのじょにかぎらないよ おとなになったらきをつけてね
もともとはインドのヒンドゥー教の神で、最初は農業神でありましたが、後に性や愛欲を司る神とされるようになりました。現在のヒンドゥー教ではカーリーの眷属とされ、人肉、もしくは生きた人間の心臓を食らう夜叉神となってます。
そののち、インド仏教に取り入れられ大日如来が化身した大黒天によって調伏されました
死んだ人間の心臓なら食べても良いとのお許しをいただいたそうです
ダーキニーはインドやチベットの密教の世界で男性修行者の導き手となりました 関係が上手くいけば 性的快楽の果てに悟りを開くことが出来るが ダーキニーの機嫌をひとたび損なえば
忽ち喰い殺される ・・・
そうです あいかわらず恐い女です
半裸というか殆ど裸の官能的な肢体で、シャレコウベ(脳みそ入り!)をもつ姿で表わされています
日本にも密教伝来とともに荼枳尼天として祭られましたが この荼枳尼天、一度祀ると自分の命と引きかえに最後までその信仰を受持することが必須とされ、もしその約束を破ると、その修法を止めた途端に没落する、あるいは災禍がもたらされるとも考えられていました。 海を渡っても恐い女です
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いろぬりのみほんだよ
いちおうみほんだけど
みんなはなににもとらわれないで
すきにぬるといいよ |
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聖天 ダーキニー 弁財天さまの三位一体仏
ひとつのからだに みっつのあたま ろっぽんのてが
いったいとなった ふしぎでしょうじき ぎょっとする
すがたかたちのかみさまだよ
しょうてんさまはインドのぞうのかみさまで ふくとくをつかさどる
かみさまで ガネーシャともいうよ ダーキニーはうえでせつめいした
きけんなセクシーけいのおんなのかみさまで
弁財天さまは おんがく ふくとく がくげい
をつかさどるかみさまで
ダーキニーとはたいしょうてきないやしけいの
すがたであらわされることがおおいよ |
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こちらがいろぬりのみほんだよ
おねがいだからみほんよりじょうすに
ぬらないでね! |
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