テンプルサイドバー蜘蛛の糸 2009・7より連載


不動明王の頭にあるのは蓮華です
ぶりっ子で載せているのではなく、実際の不動明王の像も載ってます(ないのもあります)


八部衆の皆さんは釈迦が誕生する前に印度にいた神々でした
他のメンバーはともかく阿修羅は帝釈天との戦いに明け暮れる悪神(ヒールキャラ)でした

鬼母神(ハーリティ)は元は、自分に100人だか1000人だかの子供が居るくせに
人間の赤子をとって食う鬼女でしたが、釈迦に諭されて改心し、安産・子供を守る神に
なったそうです 人肉の代わりに味がにているということで石榴を食べているそうです
が、似てるわけないだろう、と個人的に思います


中道・・中庸とは少し違うようです 似てるけど
お釈迦様は実際にギリギリの苦行体験から、極端は良くないと気づかれました
己の身をもって実体験して学ぶ・・大変ですね
並の人間じゃあ身が持ちませんね 自堕落の方は簡単に実体験できますけど



仏の前世での物語(ジャータカ・本生譚)は
本当に痛そうなギャーなエピソードが詰まってます

尸毘王(しびおう)
慈悲深い尸毘王は、ある時バラモン僧のために両眼を布施した。そのバラモン僧は帝釈天で、両眼を元に戻したという説話。なおこれは南伝の説話で、北伝では、鷹に追われた鳩を救うために、王が鳩と同じ分量の自分の肉を切り取って鷹に与えた。鷹は帝釈天、鳩は毘首羯磨天で、王の慈悲心を図った。

薩?王子(さったおうじ)
捨身飼虎(しゃしんしこ)で知られる。『金光明経』などに説く。釈迦の前世である王子は、飢えた虎とその7匹の子のためにその身を投げて虎の命を救った。

本当に、究極の施身供養の道はハンパ無いです・・何ゆえ血みどろ系
帝釈天もそんな、試さなくても・・厳しすぎだと思います


マスターの例え話が妙にリアルですが・・
まあ 本当に店舗経営は大変ですよ
始めるのはわりかし簡単ですが
続けられるかが問題なのです!
江戸時代とかから続いてる店って本当に凄いと思う昨今です
 

続く