劇画 てるてるぼうず 2011年梅雨時 「てるてるぼうずとはそもそも何?」と思い突発的に書いた作品 短編です
なんとこれ 店の前に貼っていました・・・
こうして 僧侶は虹のかなたへいずこともなく去って行ったのである
行き先は誰も知らない・・
しかし もし 貴方の家の軒先に 見慣れぬてるてるぼうずが
ぶら下がっていたら
それは奴かもしれない 完
当初 アメコミを目指しましたが 一ページ目からさっそく GUSUNとか和製英語ですらないしカタカナだったり
縦書きだったり・・結局いつもと同じです
美僧とOUCH(アウチ)とアバヨが描きたかっただけなのかもしれません
で てるてる坊主はそもそも何なのか?どのように発祥したのかと
疑問に思った私が調べたところ
昔々・・・室町時代のこと
大和地方に長雨が降り続き 大和川が氾濫し
多くの民百姓が悲嘆にくれていた
そこで 一人の修行僧が
仏様に (自分の命と引き換えにこの大水害から民百姓を
救って欲しい)と祈願し
寺の軒下に自分の身を吊って 三日三晩勤行を続けた
すると いつまでも厚く覆っていた雨雲が去り
水害も治まった
大喜びの人々が 修行僧の所に駆けつけたが
修行僧はすでにこときれていた
それから人々は修行僧をしのび 力にあやかって
長雨のときに 軒下にてるてるぼうずをつるすようになったという・・・
と いうのは嘘です
本当の起源はもともと中国です
紙製のほうきに乗った女の子の人形を 雨雲を掃き晴れにしてくれるようにと
飾ったそうです そういうことで
中国のてるてるぼうずの祖先は 女神だったようですが
平安時代あたりに日本に導入されたとき
日本では 加持祈祷などに司っていたのが
山伏やら 僧侶など 男性が多かったので(巫女は無視??)
坊主 となったようです
そういうことで てるてる坊主=僧侶 説はだいたい合ってたと言うことです